起きている間はともかく、子どもの寝顔はとってもかわいいもの。でもちょっと注意してみてください。口を開けたままで寝入っていませんか?
呼吸は鼻でするというのが普通ですが、口から空気を吸って吐くのが、「口呼吸(こうこきゅう)」です。
口呼吸は、さまざまな病原菌が含まれている空気を、直接のどまで吸い込んでしまいます。そのため、白血球の中に入り込んだ病原菌が全身に運ばれてしまう可能性があり、いろんな病気を引き起こしてしまいます。「小児ぜん息にかかる子はほとんど口呼吸をしている」と指摘する医師もいるほどです。
実は赤ちゃんの頃は、みな無意識に鼻呼吸をしています。というのも、母乳やミルクを飲んでいる間は口が使えないからで、鼻呼吸の習慣が自然に身についているのです。しかし言葉を話し始める時に、口で呼吸することを覚えてしまいます。またこの頃に離乳や断乳をするので、おっぱいを吸わなくなった口は、空気を吸うようになります。
「鼻で呼吸」を意識しよう
口呼吸ではなく鼻呼吸の習慣をつけさせるには、おしゃべりし出す時期や離乳・断乳時期がポイントだとか。日本では離乳の時期は、1歳前後といわれていますが、欧米では、通常3、4歳。また、欧米の乳幼児におしゃぶりしている子が多いのも、口呼吸を防ぐためとか。
おっぱいやおしゃぶりを早い時期にやめてしまうと、鼻呼吸が定着する前に口呼吸を覚えてしまう心配があるからです。日本人の半数以上は口呼吸で、小学生以下では8割が口呼吸をしているとの報告もあります。
ただし、おしゃぶりを長く続けていると噛み合わせが悪くなるなど弊害も指摘されているので、頼りすぎるのも問題です。
もうすく3歳になる娘は鼻がつまると、どうしても口呼吸になってしまいます。口呼吸から鼻呼吸に変えただけでアトピーが改善したという子もいるそうで、鼻呼吸の大事さはわかっていても、小さい子にそれを教えるのはなかなか難しいもの。いまさらおしゃぶりというわけにもいかないし、まずは鼻づまりを改善するしかなさそうです。
