冬場にはやるため「冬期下痢症」とも呼ばれている「嘔吐下痢症」(ウイルス性胃腸炎)は、突然の嘔吐で始まります。嘔吐と同時か少し遅れて下痢の症状が続きます。
便は白っぽく(クリーム色)、酸っぱい臭いがし、1日2~3回、多いときには10回以上になることも。下痢は1週間くらい続き、熱が出ることもあります。
原因となるウイルスは何種類もあり、最も代表的なウイルスがロタウイルスとノロウイルスです。秋から年末にかけてはノロウイルスが、1月~4月にかけてはロタウイルスが主に流行します。
ロタウイルスの方が下痢の症状が長引き、発熱を伴うことも多いそうです。便や嘔吐物から感染するので、排泄物の処理には注意が必要です。
ノロウイルスの場合は感染した人の便や嘔吐物に含まれているウイルスから感染するほか、カキなどやウイルスで汚染された食品を食べることで発生する場合があります。
嘔吐と下痢が発症し、さらに元気がなく、顔色が悪かったりおしっこの量や回数が減ったときなどは、かかりつけ医に行くのがベターです。
脱水症状に要注意
12月に入って、娘の通う保育園では嘔吐下痢症が大流行! クラスの半分以上がお休みということも続きました。園長先生いわく「手洗いとうがい」を繰り返すことが一番の予防法だとか。
もし、嘔吐下痢症にかかってしまった場合、家庭で注意したいのは、脱水症状や体力を消耗すること。ただ、嘔吐が続いていると水を与えても吐いてしまうので、吐き気が止まって飲めそうになったら、お茶やポカリスエットなどをスプーンで小量ずつあげましょう。けれども嘔吐がひどく、口から飲めそうにないときは、病院で点滴を受けます。下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しない方が望ましいようです。
食べていけないものは、氷などの冷たいもの、ヨーグルトや牛乳などの乳製品、油もの、プリンやジュースなど糖分の多いもの、お芋やニンジン、海藻など繊維の多いもの。卵や豆腐などは便が固くなれば与えても構いません。
お風呂は下痢があっても元気があればOKですが、ひどい下痢や嘔吐、発熱の場合は体力を消耗させるので控えた方がいいでしょう。ただし、お尻は清潔にしてあげたいですね。感染を防ぐため、家族内でのタオルの共用は控えましょう。
