デコボコの地面に、トタン製の大きなすべり台、ロープだけのブランコ、廃材で作った小屋……そんなアスレチック風の手づくりの遊具がたくさんあるのが、プレーパーク。「冒険遊び場」ともいわれています。
ヨーロッパ発のプレーパークが日本にできたのは1979年。今では全国に約200カ所以上あり、地域住民と行政が協力して運営しています。プレーパークには、プレーリーダーと呼ばれる現場の世話役をする人たちがいて、子どもをも身守ったり一緒に遊んだり、ときには悩み相談の相手にもなったりしています。
またここでは、水や土、泥など子どもが大好きな自然を使った遊びもやり放題! かまどで食事を作ったり、工具類を使って竹工作をしたり、遊び方は本人の自由。従来の公園にあるような禁止事項は一切ありません。
火やノコギリを使うこと、自由に遊ぶということには危険がともないます。けれどもプレーパークでは「危険があるから自分で注意もするし、挑戦する意欲も湧く。自分ができることもわかるし、仲間と協力することを覚える。小さなケガを繰り返す中で、初めて大きな事故から本能的に自分の身を守るすべを身につけられる」という考えで運営されています。
「自分の責任で自由に遊ぶ」というのがモットーなのです。
子どもが本来の力を発揮する場
わが家もたまにプレーパークに出かけます。娘は慎重派で(まだ2歳半ということもありますが)、ワイルドな遊びには腰が引けているのですが、ビニールシートで作られたトランポリンのような遊具の上を友達と飛び跳ねたり転げたりして満足そう。
プレーパークは変化の富んだ地形で、危なっかしかったり、足元も汚れたりと、きれい好きなママは顔をしかめそうですが、ここは子ども本来の力が最大限に発揮できる場といえそう。子どもより一生懸命遊んでいるパパもときどき見かけますよ。
ぜひ、近くのプレーパークをたずねてみてください。いつもの公園で遊ぶのとはちょっと違う、わが子の笑顔が見られるはずです。
(参考)日本冒険遊び場づくり協会
http://www.ipa-japan.org/asobiba/
