小さな子どもがかかりやすい病気には、耳慣れない、または聞いたことはあってもどんなものか知らない、という病気が多いものです。みなさんは、「川崎病」がどんな病気なのか、ご存じですか?
特定地域の公害病と思われている方が多いそうですが、正式な名前は「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」といい、発見者の川崎富作博士の名前を取って、川崎病と呼んでいるのです。
どんな病気なの?
特に1才前後の赤ちゃんがかかりやすい原因不明の病気で、主に5才以下の子どもに多くみられます。
最初は発熱、せき、鼻水など、かぜのような症状から始まり、原因不明の高熱が5日以上続き、手足や口、目が赤くなったら要注意。ときに重大な後遺症を残すので、専門医での治療が必要です。
重病化すると全身の血管が炎症を起こし、冠動脈瘤ができてしまうと命にかかわることもあります。
冠動脈瘤がない場合でも、症状がおさまったあとも2~3カ月は薬の投与や検査、その後数年の定期検診などの経過観察が必要となります。
「ただの風邪かな?」と思ったら、川崎病だった……というケースが多くみられるそうなので、高熱が続いたら必ず小児科で診察、検査をしてもらいましょう。
