赤ちゃんの頃は気持ちよさそうにしていたのに、1、2歳になると、違和感があるのか、嫌がってやらせてくれない耳掃除。耳の穴をのぞくと、うわっ、というほど耳垢がたまっていることがあります。
耳垢は、耳の穴の壁の皮膚がはがれ落ちたものと、分泌されている汗の成分やほこりが混じったもの。たまってくると自然に取れて外に出てくるのが普通だそうです。
また耳垢は細菌やカビの発育を抑制する作用もあるので、たまってもそれほど神経質にならなくていいようです。
しかし、たまると耳の穴をふさいでしまい、聞こえにくくなったり耳鳴りがしたりする耳垢栓塞(じこうせんそく)を引き起こすことがあります。また、逆に取り過ぎると、外耳道を傷をつけて、湿疹や炎症をおこす外耳道炎の原因になったり鼓膜を破ってしまうことも。
専門医によると、子どもの耳あかをとるのは、耳の入り口から1cmくらいまでのところで十分だそうです。
定期的に耳鼻科でチェックを
取り過ぎはともかく、ため過ぎな我が家の2歳児。彼女の耳掃除は、オーソドックスに綿棒を使っていますが、これがなかなかとれない……。
綿棒は耳垢を奥に押しやってしまいがちで、あまり使用しないほうがよいとのこと。思いあまって大人もつかう耳掻きやピンセットで挑戦したこともありましたが、この方法は耳を傷つける可能性が高いので、やめたほうがよさそうです。
あかりのついた耳掻きや電動タイプを使用しているママ友もいますが、子どもが嫌がるのは同じです。
ではどうするか。これはもう、専門家である耳鼻科のお世話になるしかありません。近所の耳鼻科医は「1カ月に1回は耳鼻科で定期的に掃除するのがいいでしょう」とアドバイスしてくれました。耳鼻科に行けば、子どもが嫌がっても押さえられますし、なんといっても医療器具で掃除してくれるから、本人もスッキリするばす。
以降、自宅では耳の穴の奥には突っ込まず、表面の見える部分だけベビー用の細い綿棒でなぞるように掃除しています。すると、なぜだか最近は、自ら綿棒を耳に当てて掃除の真似をするように。
歯みがきと一緒で、スキンシップを楽しむ程度に徐々に慣れさせるのもコツかな、と感じる今日この頃です。
