最近、商店街の一角に、子連れで気軽に立ち寄れて情報交換できる「子育て支援」の場ができつつあります。ネット上で「商店街」と「子育て」を掛け合わせると、さまざまな地方での取り組みが検索できます。
たいてい絵本やおもちゃ、授乳やおむつ替えのコーナーがあり、ベビーカーの貸出をしています。イベントも見逃せません。
徳島市の子育てほっとスペース「すきっぷ」では、手遊びや劇、ベビーマッサージなど盛りだくさん。京都市伏見区では町家を活用し、商店街振興組合が子育てスペース「ぱおぱおの家」を開設、料理教室なども計画中。
高山市には、まちづくり活動と観光情報、そして赤ちゃんからお年寄りまでが立ち寄れる「こどもひろば」の3つを柱にした「かんかこかん」が“まちの縁側”として人気です。
空きスペースを有効利用
こうした場ができつつあるのは、子育て中のパパママたちへの支援の必要性に加え、商店街の空き店舗の有効利用となり、地域活性につながるという期待があるからです。
かつては地域経済の中心を担っていた商店街ですが、空き店舗が目立つと魅力がなくなってしまいます。魅力の一つとして、「子連れで買物しやすい」という要素が挙げられるのです。
一方、核家族が増える中、「地域で子育て」の必要性が注目されています。商店街に子育て支援の場があれば、親子連れがやってきて賑わいます。
私の住む世田谷区にも商店街事務所の2階にコミュニティカフェ「ぶりっじ」が誕生、親子連れへのサービスのほか、来場者を対象にアンケートやモニター調査など企業向けの事業も実施。
町中の「子育て支援拠点」は、キッズビジネスに欠かせない場としても活用されそうです。
