断乳がママから授乳生活を終わりにするのに対して、卒乳とは、飲んでいる子ども自身に自然に卒業時期を任せようという考え方です。
日本でも戦後くらいまでは、母乳を飲んでいる幼児の姿は珍しくありませんでしたが、ここにきて再び自然卒乳が見直されてきています。幼児期には、栄養面では母乳を与えなくても食事だけで十分と考えられますが、母乳には子供の心を安定させる、精神面での栄養の役目もあるのです。
WHOやユニセフでも「できるだけ、2歳かそれ以上まで母乳育児を続けましょう」という運動を続けています。授乳を長く続けることは精神面にとどまらず、次の妊娠までの期間が空けられるなど母子の健康にも大きなメリットがあるからです。
母子手帳からも「1歳で断乳」の文字が消えた
2002年3月までは、母子健康手帳の1歳6ヵ月の健診欄に「断乳:完了・未完了」という表記がありました。
ナホママの母子健康手帳にも、1歳6ヵ月の時点で完了に○がしてありますが、実はコレ、保健センターの“ご指導”をまぬがれるためのカムフラージュでした。
1歳から保育園に通っていた娘が自然卒乳したのは、5歳の誕生日の前日。食事は普通にとっていたので、寝る前だけの授乳生活でしたが、娘に吸われる間は出ていた母乳はトラブルもなく自然にストップし、昼間、離れて過ごす時間が長かったぶん、かけがえのない親子の時間が過ごせたと思っています。
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